Bend(フチマゲ)の特長
1㍉単位でサイズ指定が可能なベースにさまざまなオプションを組み合わせ、あなただけのプレートがデザインできるユーナムプレートのオーダーメイド鉄板。今回は「Bend(フチマゲ)」をご紹介します。
目次
Bend(フチマゲ)とは
Bend(フチマゲ)は、ユーナムプレートのオーダーメイド鉄板のプレス系オプションです。
Bend=折り曲げを意味し、その名の通り鉄板の4辺を折り曲げ、フチを形成します。
Bend(フチマゲ)のメリット
汁気の多いものや炒め物もOK
フチ付き鉄板の最大のメリットは、汁気の多い食材を焼いたり炒め物をする際
食材が転がり落ちにくい点です。
20°の軽めの曲げ角度ながら、料理のバリエーションが一気に広がります。
ホルモンなんかもこの通り!
Handleに角度をつけ持ちやすさ向上
Bend(フチ曲げ)のもう一つの利点は、Handle(ハンドル)との相性が抜群ということ。
ユーナムプレートのイージーオーダー鉄板のハンドルはプレート一体型のため、ハンドル角度=フチの角度。
直接持つにしても、リフターを使うにしても、この角度が効いてきます。
加工費が安く短納期
イージーオーダーでフチをつけたい場合、Bend(フチ曲げ)かPocket(ウチミゾ)の2つの選択肢があります。
Bend(フチ曲げ)はプレス機によるプレス加工、Pocket(ウチミゾ)は工作機械による切削加工で仕上げます。
Pocket(ウチミゾ)に限らず、Groove(スジミゾ)やEdge(ソトミゾ)などの切削系オプションは
プログラム作成や工具の段取りに時間がかかるため、加工費が高く納期も長めです。
一方、プレス加工は段取りは金型の交換だけなので、比較的安価で納期も短く加工ができます。
Bend(フチマゲ)のデメリット
厚みに制限がある
ユーナムプレートのイージーオーダーでは、Bend(フチマゲ)が可能な厚みは6㍉までとなっています。
9㍉以上も加工は可能ですが、使用する金型の関係でフチの幅が広くなるため、
現在はフルオーダーでしか受け付けておりません。
加工あと・傷がつく
プレス加工は、金型で圧をかけ金属を変形させる塑性(そせい)加工と呼ばれる加工です。
そのため、金型と鉄板の接地面に型傷が発生します。
また、曲げによって発生する金属の伸び縮みの影響で表面を覆っている酸化皮膜が剥がれます。
(素材の個体差によって発生しない場合もあります。)
皮膜の剥がれは使用につれ目立たなくなりますが、気になる方は表面処理にショットブラストか酸化皮膜処理をお勧めします。
Bend(フチマゲ)の仕上がり、加工範囲
ユーナムプレートのイージーオーダー鉄板は、気軽に、安価にオーダーいただけるよう
各種オプションの詳細はご指定いただけません。
イージーオーダーにおけるBend(フチ曲げ)加工の詳細は以下の通りです。
フチ幅:20㍉
フチ角度:20°
対応板厚:〜6㍉
なお、ハンドルのみの曲げや多角形曲げをご希望の方はフルオーダー鉄板をご用命ください。
まとめ
いかがでしたか。
Bend(フチ曲げ)は気軽に追加できる価格帯ながら、使用用途の幅がぐんと広がるオプションです。
ステーキはもちろん魚介に炒め物、シメに焼きそば…
1枚でいろんな使い方をされたい方はぜひお試しください。