Edge(ソトミゾ)の特長
1㍉単位でサイズ指定が可能なベースにさまざまなオプションを組み合わせ、あなただけのプレートがデザインできるユーナムプレートのオーダーメイド鉄板。今回は削り系オプションの「Edge(ソトミゾ)」をご紹介します。
目次
Edge(=エッジ:ソトミゾ)とは
Groove は、ユーナムプレートのオーダーメイド鉄板の切削系オプションです。
Groove=「溝」を意味し、その名の通り鉄板にスジ状の溝が掘られた形状となります。
量産系の鋳物の鉄板によくみられますが、オーダーメイド鉄板は1枚1枚サイズが異なるため、
ベースプレートを削って加工し製作します。
オプションGrooveのメリット、デメリットは以下の通りです。
Edgeのメリット
1.熱源を汚さず綺麗な焼き目がつけられる
スジ状に削った溝によって、食材に接地する面としない面が発生します。
これにより、
Edgeのデメリット
1. 食材に炭や薪の香りがつかない
焼き目の入ったお肉は食欲をそそります。
Slit加工の鉄板は長穴が抜いてあるため、
焼き目がつくと同時に熱源の炭や薪の香りがお肉に移ります。
一方、Groove加工の溝は貫通していないため、
2. 加工費が高い
先述のとおり、Groove加工は鉄板を削り出す単品の機械加工となります。
そのため、鋳物の量産品と比べ同じ形状にするための加工コストが高くなります。
3. 切削跡が目立つ
オーダーメイド鉄板の表面処理は、標準は黒皮のままです。
そこへ切削加工を施すと、加工部分が鉄の地金が剥き出しとなり、
金属光沢が見られます。
使用を重ねると酸化皮膜が形成され馴染みますが、
切削跡は残ります。

気になる方は、表面処理に「Shot Blast」か「Black Oxide Coating」を
お勧めします。

Grooveの仕上がり、加工範囲
ユーナムプレートのイージーオーダー鉄板は、気軽に、安価にオーダーいただけるよう
各種オプションの詳細はご指定いただけません。
イージーオーダーにおけるGroove加工の詳細は以下の通りです。
ミゾ幅
溝ピッチ
加工範囲
なお、スリット幅やピッチ、加工範囲など詳細に指定したい方は
フルオーダー鉄板をご用命ください。
フルオーダーの製作事例はこちら。
まとめ
いかがでしたか。オプションGrooveは
熱源を汚したくないが綺麗な焼き目をつけたい、
シングルバーナーやアルコールストーブユーザーに好まれるようです。
削り加工はあまり目にしないオプションなので、
差をつけたい方、ぜひお試しください。